株式投資のリスクを知ってから始めましょう
それぞれのリスクについて
値下がりリスクとは、そのまま株価の値段が下がることです。株価は時価で取引されます。従って上がることもありますし、下がることもあります。株価が変動する要因については、別項で詳しく説明していますので、そちらを御覧ください。
流動性リスクは、株を現金に代えるまでのリスクを指します。手持ちの株を売ることができなければ、株を現金に変えることはできないのです。したがって、あまり取引がされていない銘柄には、注意したほうが良いでしょう。なかなか売ることができないために、予想外の安値で売らざるを得なくなるケースもあります。そして株を売却してから、実際に現金が手元に入るまでには、4営業日必要なことも頭に入れておきましょう。
倒産リスクは、株を保有している会社が倒産して、株の価値がなくなってしまうリスクのことです。倒産した会社の株券は、紙くず同然です。100%会社が倒産しないということはありませんが、決算情報や財務情報は公開されています。それらを吟味して銘柄を慎重に選ぶことで、倒産リスクはかなり軽減できます。
一番現実的なリスクは値下がりリスクです。株は購入した時よりも値下がりしなければ、損失はでません。値下がりしにくい銘柄を選ぶこと、そして安い時に購入することが、値下がりリスクを減らすためには必要なのです。