新興市場を詳しく解説

新興市場とは

新興市場とは

新興市場とは、将来、成長性はあると見られるけれども、実績が十分ではないベンチャー企業などに対して、資金調達の場を提供することによって、成長を促すために創設された株式市場のことをいいます。現在、国内には東証JASDAQ、マザーズ、大証ヘラクレス、名古屋セントレックス、福岡Q‐Board、札幌アンビシャスの6つの市場があります。

 

新興市場に上場している会社は、中小型成長銘柄で構成されていることから、値動きが激しく、一般投資家は敬遠しがちです。特に、2006年にライブドア事件で、マザーズ市場からライブドアの上場が廃止となった事件を契機に、新興市場に対する信頼性が疑われ、市場は長らく低迷しています。

 

新興市場の回復を目指す4つのアクションプラン

こうしたことを背景に金融庁は、平成24年5月に「新興市場等の信頼性回復・活性化に向けた工程表」を作成し、投資家への信頼性を確保すべくさまざまな対策を講じると宣言しています。

 

この工程表では、上場前の企業の新興市場への上場促進上場審査等の信頼性回復・負担軽減上場企業に対する負担の軽減及び適切な上場管理の実施新興市場から他の市場等への移行の4つのアクションプランを打ち出しています。要は、何としても信頼性を失墜させてしまった新興市場をもう一度信頼を回復させ、新しい企業を勃興させ、それが我が国の新たな産業創出となるべく、金融庁が責任を持って、審査しますということです。

 

この工程表が打ち出されてからは、少しずつ投資家が戻ってきていますが、何しろ発行株式が少ないことから、値動きが極めて激しいのが特長の市場です。株式をギャンブルととらえる投資家にとっては、ぞくぞくするほどの変動がたまらなく魅力だという方も一部にはいますが、一般的な投資家は、投資によって元手を失うことを何よりも嫌いますので、どうしても大型株式のような緩やかな動きを好む傾向があります。

 

企業の成長を見続けるという代込み

しかし、株式の醍醐味は、いち早く成長する可能性のある企業に目を付け、株式を買うことによって、経営に参画し、その企業が発展することを見守るところにあると思います。生まれたての企業の成長を見続け、成長してくれれば、その見返りは莫大なものになります。

 

だからといって、誰にでも新興市場の取引を薦めることはできません。命の次に大切な自分のお金を投資するのですから、誰もが投資する以上は、投資金額以上の見返りを期待するものです。まずは1ヶ月ほど実際に投資するのではなく、机上でシュミレーションを行って、自信がついた頃に、始めるのがいいと思います。

 

その際に大切なことは余裕資金でおこなうことです。株式は全世界の人々が相手の公平な情報合戦及び判断合戦です。場合によっては、株式の神様であるウォーレンバフェットや澤上一人氏と闘うこともあります。なんだかわくわくしてきませんか。株式の世界ではどんなに有名人であろうと、勝負はいたって平等です。あるのはおのれの知力と判断力だけです。

 

新興市場には、こういうワクワク感が残っています。ただし、株式において失敗はつきものです。思惑通りに上がらないで、下がる一方の株式も中にはたくさんあります。こんなときは、心理としてもうそろそろ下げ止まると思っていると、まだまだ下がっていきます。格言の「もうはまだなり。まだはもうなり。」と同じ意味です。こんなとき一般人は損切りはできません。本来は損切りできればすばらしいのですが。

 

そこで登場するのが、自動売買で損切りを設定しておくことができるネット株式投資です。新興市場に挑戦しようとしている人は、自動売買ができる証券会社を選ぶことをおすすめします。


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