株主優待の時期と回数について解説。

株主優待の時期と回数

株主優待

株式投資を行い、利益を得る方法にはキャピタルゲインインカムゲインという2種類の方法があります。キャピタルゲインとは、株式を安いうちに購入して、高くなったら売却して、その差益を得る方法のことをいい、株式投資というと一般にこのキャピタルゲインを目的とします。

 

次にインカムゲインですが、これは株主への優待や配当金を得るために株式投資を行なうことをいいます。配当金というとたいしてもらえないイメージがありますが、企業によっては配当金を高くすることによって、投資家に利益を還元したり、安定株主を増やそうとするところもあり、そういった企業の配当率は、年利にすると5%を超えるところもあります。現在銀行の定期預金の利率が0.2%前後であることを比較すると、金利にして実に25倍以上となるから驚きです。さらに株価も上がれば、キャピタルゲインによる差益を得ることもできるのです。

 

配当金や優待をねらうなら「権利確定日」に注意

ただし、この権利を得るには『権利確定日』に株主として株式名簿に載っていなければならないという条件がつきます。この権利確定日は、ほとんどの企業では年に2回あり、その2回を『期末決算』と『中間決算』といいます。ただし企業によっては年1回にしているところもありますので、購入を検討する際は注意が必要です。

 

配当金目当てや優待が目当てでしたら、この『権利確定日』という日は、絶対に覚えておかなければなりません。また、注意することは、権利確定日に株式を購入しても権利獲得はできないということです。株式の名簿に載せるためには3日間が必要になりますので、配当金や優待を狙うために株式を購入するのでしたら、権利確定日の3日前に株式を購入しなければなりません。

 

さらに、株式はいわゆるゼロサムゲームと呼ばれ、世界中の誰もが公平に売買をしています。当然、配当金が良かったり、優待のサービスがよくて、人気のある企業の株式の場合は、自分だけでなく、世界中の人が狙っている可能性があります。

権利が確定する日には、多数の人が欲しがり、株式が高騰することも少なくありません。こういったときに、配当欲しさに、株式の高値掴みをしてしまう可能性があるので、注意が必要です。

また、権利確定日にその株を持っているからといって、すぐに配当金や優待券がもらえるわけではありません。だいたい確定後数ヶ月かかって、直接家に『配当金支払い通知書』や株主優待が郵送されます。これが届くと、初めて株主としての自分を実感できるようになると思います。『配当金支払い通知書』はいつ味わってもうれしいものです。


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